ミノキシジルとテストステロン

 

男性の薄毛や脱毛の原因は様々ありますが、そのひとつとしてまずは頭皮の血行不良が挙げられます。育毛や発毛に必要な栄養は、血流にのって毛母細胞に届けられます。よって血行不良が起きるとその栄養が届かなくなるために、薄毛や脱毛が発生しやすくなります。この場合は血行不良を解消するのが一番で、そのために有効だとされているのがミノキシジルです。ミノキシジルはもともとは高血圧治療の現場で使用されていた成分で、血管を拡張し血流を促進させる効果があります。ですからミノキシジルを高濃度、頭皮に留めておくことによって血行不良の改善が期待でき、頭髪に関するトラブルの改善が見込めると言うわけです。ただしこれ以外にも、テストステロンと呼ばれる男性ホルモンが薄毛や脱毛の原因になっている場合もあります。これはまた、女性の体内でもわずかに分泌されているため、女性でもこれが原因となって薄毛などの頭髪トラブルが起こることもあります。テストステロンがその受容体と結合すると、特定の酵素が分泌されます。その特定酵素は、テストステロンを育毛や発毛を阻害する物質に変換してしまうと言う作用を持っています。よってそれがもととなり、頭髪トラブルが発生してしまうと言うわけです。ミノキシジルには、このホルモンや特定酵素に働きかける作用はありません。そのため、これが原因となっている場合にはその効き目を実感するのは難しいこともあります。